薬剤師の仕事

薬剤師とは「調剤、医薬品の供給その他薬事衛生をつかさどることによって、公衆衛生の向上及び増進に寄与し、もって国民の健康な生活を確保する任務者であり(薬剤師法第一条より)、医薬関係者(薬事法)・医療関係者及び医療従事者としての担い手である(医療法第一条の2より)。

薬剤師になるには薬剤師養成課程のある6年制の薬学部に進学して卒業後国家試験を受けて合格しなければなりません。この試験は難易度も高く、また毎年出題範囲も異なります。そのため合格率もその年によってバラバラですが、高い時で8割、低い時で6割ほどとなっています。
薬剤師は女性が6割を占める仕事です。職場は主に病院や調剤薬局となっていますが、普通のドラッグストアでも求人があります。数が足りていないのでアルバイトでも時給がよく、また週に2日からでも働けるなど労働環境は比較的ゆとりがあるでしょう。女性が多い職業ということもあり、出産、育児休暇も充実していることが多いです。ですので働く場所を探すときにはそういった福利厚生面も見てみましょう。
また、薬剤師は医師の処方箋に基づき薬を用意して患者に渡します。意外に接客業な面もありますが、それ故表情が見えないマスクは嫌がられることが多いので、薬をもらいにきた人から風邪をうつされる、ということもあります。そのため医療従事者として体調管理は必須です。
仕事としては国家資格であるので給料も安定して高く、福利厚生面も充実しているので女性が生きていくには十分でしょう。資格取得までは大変ですが、その後は安定して働くことが出来る職業だと思います。